8.年収1千万円は3年で達成する

ゴールを設定して明確な目標を持って仕事をすることはとても大切である。スタートからゴールまで何の障害も発生しないということはあり得ない。いろいろな原因でいろいろな障害物は発生する。年収1千万円を実現するには何があっても実現するという強い気持ちが必要不可欠なのである。それは脳科学でも実証されている。スポーツ選手が何番でもいいと競技をしていたら、一番は取れるだろうか。マインドを言っているように聞こえるかもしれない。これは脳の神経的な働きなのである。

年収1千万円はいつまでに達成するのか。達成するまでの時間が長ければ長くなるほど苦しさは倍増する。短い方がいい。育成塾の指導は3年を目安にしたい。これは専業で3年ではない。勤務しながら3年でもいいのである。その方が生活にかかる負担は少なくて済む。年収1千万円を実現できれば、転職しても1千万円の収入は保証されているわけである。これは次章で詳しく説明する。

年収1千万円はほぼ栽培利益で達成する。販売利益というのは考慮に入れていないといっても良い。栽培しながら販売というのは物理的に無理があるからである。育成塾では作物を栽培するだけで年収1千万円が可能になるプログラムを指導するということである。

言っている意味がよく分からない…?多くの人は農業という仕事を誤解している。作物を育てて出荷するまでを農業と考えている。それも農業だが全体の5%ぐらいである。農業は食ビジネスなのである。食ビジネスのマーケットサイズは70兆円を超える。デジタルも進化をして、可能性は大きく拡大している。年収1千万円はファーストステップと考えて間違いがない。ただし、ビジネスも視野に入れるとしたら、食に関する学習は不可欠になる。高齢者がやっていた時代の農業と、これからの世代の農業は根本的に違うことは理解が必要である。